キタキュー就職応援フェア <br />来年卒業予定の大学３年生などを対象に、地元での就職を促そうという就職説明会が北九州市で開かれました。 <br />この就職説明会は、大学３年生の就職活動が先月、解禁されたことを受けて、地元企業の魅力を知ってもらおうと北九州市が企画しました。 <br />小倉北区の会場には、北九州地域に本社や営業所がある８８の企業がブースを構え、訪れた大学生たちは企業の採用担当者が説明する仕事の内容や魅力、採用スケジュールなどに熱心に耳を傾けていました。 <br />北九州市が、去年、北九州地域にある大学を卒業して就職した３３００人あまりの学生を調べたところ、地元企業に就職したのは２３％にあたるおよそ８００人にとどまっていたということです。 <br />このため北九州市は、中小企業と学生が出会う場を増やすなどして、少しでも多くの学生が地元に残るよう促していくことにしています。北九州市立大学３年の 女子学生は「不安ばかりですが、生まれ育った地元に就職したいと思っているので、自分に合う企業を見つけられるよう頑張っていきます」と話していました。 <br />北九州市産業経済局の金井弘毅雇用政策課長は「学生たちにはできれば北九州市に残って街を元気づけてもらいたいが、まずは内定がとれるよう頑張ってほしい」と話していました。 <br />01月08日 18時58分
