フェイスブック決算発表 利益8倍に <br />世界最大の交流サイトを運営するアメリカのフェイスブックは、去年10月から12月までの四半期決算を発表し、携帯端末向けの広告事業が好調だったことから最終利益は前の年の同じ時期の8倍以上に拡大しました。 <br />フェイスブックが29日に発表した、去年10月から12月までの四半期決算によりますと、売上高は25億8500万ドル(日本円でおよそ2640億円)で、前の年の同じ時期に比べて63%の大幅な増加となりました。 <br />また、最終利益は5億2300万ドル(日本円でおよそ530億円)となり、前の年の同じ時期の8.2倍に拡大しました。 <br />フェイスブックの業績が拡大したのは、売上高のおよそ90%を占めるネット広告の収入が好調だったためで、特にスマートフォンなど携帯端末向けの広告事業が大きく伸びました。 <br />フェイスブックの月間の利用者は、先月の時点で前の年の同じ時期より16%増えて12億2800万人となり増加傾向が続いています。 <br />フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO=最高経営責任者は「今回の決算ではネット広告収入の半分以上が携帯端末関連のものになった。ことしも携帯端末向けの事業の強化に取り組みたい」と話しています。
