原発事故の旧警戒区域で発生したがれきなどを焼却する、仮設の処理施設の建設に向けた準備が整い、31日、南相馬市で起工式が行われました。 <br />仮設の焼却施設は環境省が整備するもので、31日は、原発から20キロ以内の旧警戒区域にある、南相馬市小高区の建設予定地で起工式が行われ、環境省や自治体などの関係者およそ50人が出席しました。 <br />この中で、南相馬市の桜井勝延市長は、「地元の人たちには、不安がある中、苦渋の決断で受け入れていただき、心から感謝申し上げたい」とあいさつしました。 <br />処理施設は、小高区の沿岸部の、およそ2万5000平方メートルの工場跡地に建設され、来年5月の運転開始を目指しています。 <br />1日24時間の稼働で、およそ200トンのがれきの焼却処理が可能だということで、南相馬市の旧警戒区域内のがれきなど8万9000トンあまりを、平成28年度中にすべて処理する計画です。 <br />また、環境省は、市内の旧警戒区域の外で発生したおよそ9万トンのがれきについても、市からの要請で代行して処理を行う予定で、そのための施設を、隣接する敷地に、来年中に建設するとしています。 <br />環境省福島環境再生事務所の関谷毅史所長は、「国の責任で処理を行い、不安を与えることのないように、情報提供をしっかり行っていきたい」と話しました。 <br /> <br />07月31日 20時44分
