住友不動産は6月7日、2003年に販売した神奈川県横浜市のマンションで、建物を支える杭(くい)の長さが足りない施工ミスが見つかり、建物が傾いていると発表した。同社は「安全が担保できない」として、住民に仮住居への転居を呼び掛けている。ミスがあったのは横浜市西区の「パークスクエア三ツ沢公園」全5棟のうち数十戸が入る1棟。他の棟をつなぐ渡り廊下の手すりがズレるトラブルが多発し、施工の熊谷組は「東日本大震災が原因」としていた。住民側の要請を受けて、住友不動産がボーリング調査を実施。通常のマンションは、杭を「支持層」と呼ばれる強固な地盤まで打ち込むが、問題の棟は杭の長さが不足。建物が傾いたり沈下したりする可能性があることがわかった。住友不動産は「安全性が担保できない」として住民に仮住居への転居を要請。「売り主として全責任を持って対応したい」とコメントし、補修や建て替えといった対応策を検討している。また、熊谷組は「施工業者としての責任を痛感している」と話しているという。<br /><br />------------------------------------------------------------------------------------------<br />TomoNews(トモニュース)は最新ニュースを素早くCGアニメーション化し、より分かりやすく発信する動画メディアです。<br /><br />チャンネル登録はこちら:<br />http://www.youtube.com/user/tomonewsjp?sub_confirmation=1<br /><br />トモニュース無料アプリ<br />Apple App Store:https://itunes.apple.com/app/tomonews/id633875353<br />Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nextmedia.gan<br /><br />ニュース募集キャンぺーン:http://jp.tomonews.net/neta-hunter/<br /><br />トモニュースSNS<br />Facebook:https://www.facebook.com/TomoNewsJP<br />Twitter:https://twitter.com/TomoNewsJP<br /><br />お問い合わせ先<br />E-mail:info-jp@tomonews.net
