115人刺したハチの巣除去 <br /> <br />2016年09月13日 19時07分 <br /> <br />11日、岐阜県飛騨市で開かれたマラソン大会で、ランナー115人がスズメバチに刺されたことを受けて、13日、コースの橋の下にあったハチの巣が取り除かれました。 <br />11日、飛騨市神岡町で開かれたマラソン大会で、男女115人のランナーがキイロスズメバチに刺されて軽いけがをしました。 <br />このため、飛騨市はコースの橋の下にあった直径約50センチのハチの巣の除去を専門業者に依頼し、13日朝から作業が行われました。 <br />防護服に身を包んだ業者は、まず、長さ3メートルほどの棒の先に、粘着シートを取り付けて巣の近くにかざし、周辺を飛び回る多くのハチを捕まえました。 <br />飛び回るハチが少なくなったところで巣に穴を開けて殺虫剤を注入した上で、橋から巣を取り除きました。 <br />業者によりますと、ことしはスズメバチなどのハチの繁殖に適した30度前後の気温が続いたこともあって、飛騨地方では巣の除去の依頼が多いということです。 <br />飛騨市神岡振興事務所の青垣俊司次長は「巣を取り除けて、ひとまずホッとしています。大勢の人が、けがをしたので、今後、気を付けなければいけないと思います」と話していました。