五月のバラ 津川 晃(フランツ・フリーデル) 作詞:なかにし礼/作曲・編曲:川口真 <br />1970年4月 エキスプレスよりシングルリリースされた作品。 <br />1960年代、日本で活躍したドイツ人の父と日本人の母の間に生まれ、1958年にドイツから来日し、1960年、ロカビリー歌手として本格的にデビューして、折からのロカビリーブームとかつてない端正な顔立ちと相俟って人気を博した。 <br /> <br />ロカビリーが下火となり、カヴァーポップス歌手して低迷していたが、1969年に津川晃と改名して歌謡曲のジャンルでレコードリリース、再デビューすることになり、そのシングル第2弾として1970年4月にリリースされたのが、この「五月のバラ」。 <br />1972年、ブレンダ・リーの来日の際には「思い出のバラ(Omoide no Bara)」としてもシングルリリースされた。 <br />1973年、尾崎紀世彦のアルバムに収録されたり、数名の歌手による競作品としてリリースされた。 <br /> ‘77年には水原ひろしもアルバムに収録しているが、同年のシングルで発売された塚田三喜夫盤が人気を呼び、静かなヒットとなり知られ、彼の創唱作品と思っている人もいるほどである。 <br />その他、菅原洋一、グラシェラ・スサーナ、布施明、香西かおり、湯原昌幸 他。 <br />2008年にヒットした秋川雅史のアルバムにも同楽曲が収められるなど、スタンダード・ナンバーとして様々なジャンルの歌手によってカヴァーされている。 <br /> <br />津川晃としての作品は、他にも多くの歌手によってもカヴァーされている「ドゥ・ユー・ノウ」(1966年、CBSコロムビア) 作詞:湯川れい子/作曲:小田啓義 や「心がさむい」 (1969年7月、エキスプレス) 等がある。 <br /> <br />参考(私選・和シャンソン) カヴァー曲 <br /> ワインレッドの心 <br /> https://youtu.be/r3NbPdFzKY4 <br /> 見送った季節のあとで(by Sima) <br /> https://youtu.be/Tw_-kmBdw-E <br /> 過ぎ去りし想い出は <br /> https://youtu.be/JcqdkQ0DZvI <br /> 季節の中に埋もれて <br /> https://youtu.be/eVK_876CrU0 <br /> 翌朝 <br /> https://youtu.be/Wsb8PNeUcQI <br /> 歩きつづけて <br /> https://youtu.be/M21qmIwXb5I <br /> 時代おくれの酒場 <br /> https://youtu.be/_mRZYO4wh0U <br /> 涙をふいて <br /> https://youtu.be/UmcXcv6wcE8 <br /> 身も心も <br /> https://youtu.be/IoBKqW9Oy8Q <br /> 光る河 <br /> https://youtu.be/OePtQPk8LWc <br /> 昔聞いたシャンソン <br /> https://youtu.be/SARNQLq7kyM <br /> 仏語版 わかって下さい 「信じているよ」 <br /> https://youtu.be/Y120MMPYx0U <br /> 酒と涙と男と女 <br /> https://youtu.be/efSTPB1viGQ <br /> 小心者 <br /> https://youtu.be/EFbUqgOy3Bg <br /> 黄昏のビギン <br /> https://youtu.be/lPSFX0pdPnY <br /> 街の灯り <br /> https://youtu.be/2ck6PSm8cPA <br /> おんな道 <br /> https://youtu.be/F7lnQ2jMPXE <br /> <br />Cover by Sima <br />Pf. 江口純子 in 市川 ラ・メール <br /> <br />シャンソン・訳詞のチャンネル <br />chanson de Sima (Sima World) <br />https://www.youtube.com/user/fwhy3109/featured