映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』メイキング映像<br />1984年にアクション映画の革命作として世界を騒然とさせた『ターミネーター』。<br />そして、7年後の1991年に驚異のバージョンアップを遂げ、<br />ビジュアルとドラマの両面で社会現象を起こした『ターミネーター2(T2)』。<br />シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロン自らが製作に復帰し、『T2』の正統な続編として制作された本作。<br />アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800)とリンダ・ハミルトン(サラ・コナー)のシリーズ主演2人も『T2』以降初めて顔を揃え完全復活!<br />さらに、予想を遥かに上回る機能を備えた最新型ターミネーター“REV-9”や、同じく未来から送り込まれた超人的な能力を持つ強化型女性兵士“スーパー・ソルジャー”など、未来の超兵器が続々登場!<br />『デッドプール』のティム・ミラー監督による最先端のVFXを駆使したシリーズ最大級のバトル・アクションも満載だ。<br /><br />★このたび、本作のブルーレイに収録される特典映像「映画製作を支えたスタッフたち」の一部が初公開された!<br /><br />公開された映像は、『ターミネーター2(T2)』(1991)で人気を誇ったジョン・コナーが本作に登場する本編冒頭シーンのメイキング映像。<br />この冒頭シーンは、『T2』でスカイネットを破壊して<審判の日>を回避した母親サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の目の前で、<br />追手のターミネーター(T-800)によって息子のジョンが抹殺されてしまう衝撃的なシーン。<br />『T2』でジョン役を演じたエドワード・ファーロングが本作に出演することは、製作のジェームズ・キャメロンの口からも語られていたが、ファーロングは『T2』の出演時と変わらない容姿で登場している。<br />ファーロングの予想外の登場の仕方に驚いたファンは多かったが、ファーロングの容姿は、体はボディダブル(替え玉俳優)を使って撮影し、顔はデジタル加工で置きかえて再現されている。<br />ティム・ミラー監督はこの衝撃的なシーンについて、「物語の要はサラで、ジョンは“可能性を秘めた子供”だ。<br />ジョンの可能性より母親の愛を描きたかった。新しい未来を語るには彼の存在を強烈に描く必要があった」とこだわりを明かす。<br />また、このシーンではファーロングと同じくサラ役のリンダ・ハミルトンの姿も再現されている。<br />28年ぶりにシリーズに復帰したハミルトンは自身のボディダブルの演技指導を行ったようで、「顔や体を差し替えるなんて私には未知の世界よ。1991年の私の体のボディダブルがいて、私も意見を言わせてもらった」とコメント。<br /><br />さらに、製作陣はシリーズのファンに満足してもらうため完璧な映像を追求したようで、視覚効果編集を担当したジョン・W・カーは「本物と作り物のギャップを埋めるのは大変な作業だけど、本作での仕上がりは飛躍的に進歩したと思ってる」と仕上がりに自信を見せており、製作スタッフの解説とともに映像の編集過程がわかるメイキング映像は必見。