<br /><br />2025年5月25日(日)の未明、スペースXのドラゴンCRS-32カプセルが国際宇宙ステーション(ISS)への補給任務を無事に完了し、カリフォルニア州オーシャンサイド沖の太平洋に着水しました。<br /><br />宇宙船の帰還はカリフォルニア中の住民にとって、夜空に広がる壮観なショーとなりました。多くの人々が大気圏への再突入を目撃し、着陸時の減速によるソニックブーム(音速爆音)を耳にしました。<br /><br />ドラゴンCRS-32は2025年4月21日にケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げられ、食料、装備、科学実験など約3,040kgの物資をISSへ運びました。約1か月間ISSにドッキングした後、5月23日に分離され地球への帰還を開始しました。<br /><br />再突入は現地時間午後10時45分(ブラジル時間午前2時45分)ごろに行われ、カリフォルニア州各地で目撃されました。SNSでは、夜空に光る軌道を映した動画が共有されています。南カリフォルニアでは、多くの人がカプセルの急激な減速によるソニックブームを聞き、その迫力に驚かされました。<br /><br />出典・画像:X @OC_Scanner | @SpaceX<br /><br />
