アメリカの企業MightyFlyは、米空軍の支援を受けて、新型のハイブリッド推進型貨物ドローン「Cento(チェント)」を正式に発表しました。この機体は、自律型航空物流の革新を目指して設計されています。<br /><br />このモデルの特徴は、内燃エンジンと9基の電動モーターを組み合わせた革新的な構造にあります。8基のモーターは**垂直離着陸(VTOL)**に使用され、もう1基は水平飛行を担当します。<br /><br />内燃エンジンは飛行中に発電機として機能し、空中でバッテリーを充電します。これにより、地上での再充電の必要がなくなり、連続して複数回の飛行が可能となります。必要なエネルギーはすべて機体の燃料タンクでまかなわれます。<br /><br />Centoは最大45kgの貨物を積載可能で、専用のコンパートメントを通じて自動で積み下ろしを行います。最高速度は時速241km、飛行高度は最大1,500メートル、そして1回の燃料補給で最大966kmの飛行が可能です。<br /><br />出典・画像:X @mightyflydrone<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />