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エル・クラシコ チャンピオンズリーグ 1st leg 前半

2011-04-28 4 Dailymotion

サッカー百物語 http://ameblo.jp/the29bomb/<br /><br />CLクラシコの第一戦、レアルは敗れた。<br /><br />この試合、レアル・マドリーの敗因は、誰がどう見てもペペの退場だろう。<br /><br />そして試合後、レアルの監督ジョゼ・モウリーニョは<br />レフェリーのジャッジに対しいつも通り、文句と皮肉を並べ立てた。<br /><br />そのうえモウリーニョ自身も1発レッドでペペが退場になったあと、<br />そのあまりに素晴らしいジャッジに対して、<br />華麗なサムアップ(親指を立てる)を行い、退席を命じられている。<br /><br />「モウリーニョも落ち目だ」<br /><br />「モウリーニョは往生際が悪い」<br /><br />バルサに試合内容(支配力で)圧倒されている今季は、<br />モウリーニョに対する批判的な声も、少なくない。<br /><br />確かにモウリーニョは目立つ。<br /><br />いちいちレフェリーのジャッジに愚痴るのは、<br />男としても、スポーツマンとしてもまじダサい、私もそう思う。<br /><br />しかし、一度落ち着いて考えてみて欲しい。<br /><br />この試合の悪者は果たしてレフェリーだったのか、<br />モウリーニョだったのか、<br />それともバルサの裏にある?闇の権力なのだろうか。<br /><br />私は、そのどれもが的外れに思えて仕方がない。<br /><br />だって、この試合の最大の悪者、<br />一番の大バカタレはどう考えてもペペだろう?<br /><br />確かに、あそこで一発レッドは厳しい判定だったのかもしれない。<br /><br />しかし、あの場であんなプレーは全く必要なかった。<br /><br />「モウリーニョは自己中なガキだ」<br />とおっしゃる方は少し思い出してもらいたい。<br /><br />ペペが退場になり、その直後モウリーニョも退席となった。<br /><br />じゃあ、もしあの時モウリーニョが退席になっていなければ?<br /><br />もし、モウリーニョが記者会見でレフェリーの悪口も言わず<br />ペップのように大人しく負けを認めていたら?<br /><br />おそらくペペはマドリディスタからも、<br />メディアからも、ヘタしたらチームメイトからも<br />もう立ち直れないんじゃないかというくらい、非難され倒していたことだろう。<br /><br />試合後、モウリーニョは記者会見で、こう述べた。<br /><br />「素晴らしいサッカーをしたチームに私はおめでとうと言いたい。<br /> そして、彼らが持つ力についても祝福したい。<br /> あのような権力を手にするのは難しいことだ」<br /><br />チームの負けは絶対に選手のせいにはせず、全て自分が責任を負い、<br />仲間のためなら自らが進んで悪者になる。<br /><br />ジョゼ・モウリーニョはそういう男だ。

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