おじいさん、帰ったの?夕食、まだ食べてないでしょ? <br />これ、覚えてるか? <br />うん <br />誰もいない米国の地で俺が一人で持ちこたえた力だったんだ <br />オッパ! <br />俺もこんなこという自分がバカみたいだってわかってる… でも、心がそうできないんだ。 <br />しきりに君に近づいていくのを終わらせることができない。 <br />15年を一様に懐かしがった人が俺の目の前にいるのに、手さえ伸ばせば掴めるその距離にいるのに…おかしくなる。 <br />オッパ、チャンヒオッパと私、そんなに簡単に消される歳月じゃないの <br />そうはいっても、時間より重要なのは君の意志じゃないか。結局、君が終わらせることができないんじゃないか。 <br />私、人が怖いの。心をあげるのも…傷つくのも…。もう一度傷ついたら、私が壊れるようで…怖い。 <br />俺は絶対に君を傷つけない、君を再び傷つけないって。 <br />私は自分がオッパを好きになるようで心配で…それも怖い。オッパは私よりさらに良い人に出会える立場じゃないの。 <br />私みたいに貧しくて学べなかった人じゃなくて、良い家柄の人と…。 <br />それは俺にとって1つも重要なことじゃないんだ。 <br />チャンヒオッパもそうだった、でも、結局は違うじゃない。 <br />ヘジュ! <br />私、また男のことで傷ついて泣きたくない。 <br />ただ、仕事をするのに良い同僚として「とてもいい人だな」って、傷ついたら友達として慰めてくれて、良いことがあれば同僚として喜んでくれて… <br />それじゃ、ダメ? <br />ごめん、オッパ…私はそうしたい。それよりさらに進めば、オッパの顔を見られないみたい…